工事マスタ画面について
工事マスタの開き方は次の通りです。
ログイン → 工事一覧 → 工事を選択 → 工事メイン画面 → 工事マスタ
項目説明
画面の左上には、次の画像のように4つのタブがあります。
それぞれのタブはクリックする事で切り替える事が出来ます。
①工事の単価データ
工事で使用する単価データを一覧表示します。
②会社データ
自社や外注先など、工事で使用する会社名を一覧表示します。
単価データの「会社名」に使用する値です。
③科目データ
単価データの科目名を保存しておきます。分類のさらに細かい区分けです。
④単位データ
初期値としていくつかの単位があらかじめ登録されていますが、追加することもできます。
画面右上
⑤会社マスタから取込み
⑥個人マスタから取込み
会社マスタから取込み/個人マスタから取込みボタンをクリックすると工事マスタの画面内に、会社マスタまたは個人マスタの画面が表示されます。取込みたい単価データの左側にチェックを入れて、「取込む」ボタンを押すと工事マスタに選択した単価データが取り込まれます。
⑦時間単価設定
時間単価設定は、会社マスタ、個人マスタ、工事マスタの「単価データ」タブで使用できます。
日報入力や出面アプリで原価を計算する際に、根拠となる労務費と車輌機械費の時間単価を設定する事ができます。
「個人マスタの使い方と特徴」で説明していますので、こちらをご覧ください。
⑧単価を一律変更
工事マスタの単価データタブで使用できます。
一覧内の実行予算単価、積算単価、見積単価、その他単価①、その他単価②を現在の数値から掛け率を設定してそれぞれ変換できます。
例)現在の実行予算単価の120%の金額で見積もり単価を一括変更したい場合
基準単価は「実行予算単価」を選択し、掛け率に120を入力、変換先単価は
「見積単価」を選択し、最後に「実行」ボタンを押す。
絞り込み
現在表示されている一覧から単価データを絞り込む機能です。
選択した条件のみが一覧に表示されるようになります。
上から順に、次の内容で絞り込むことができます。
- 実行予算の内訳(材料・労務・外注・経費・車輌機械・設定した内訳...)
- 会社名(選択した会社名)
- 分類(選択した分類)
- 科目(選択した科目)
- 実行予算で使用されているか(その工事の実行予算に使用しているか)
全ての絞込み条件を解除を押すと、選択した条件が解除されます。
新規登録
単価データを新規登録できます。
左から、費目・名称・分類・実行予算単価・単位・見積単価・科目・コードを入力し、登録を押すことで単価データを登録できます。
費目・名称・分類は必須入力項目です。
費目が労務費・車輌機械費の時は、それぞれ時間単価設定の項目が入力できるようになります。
また、会社データ・科目データ・単位データのタブでは、次の画面のように名称のみ登録できます。
チェック行の削除
チェックした行の単価データを一括削除します。
表示切替
選択した順番に一覧の単価データを並べ替えます。最大3つの組み合わせで並べ替えできます。
工事メイン画面に反映
単価データの値を編集したり、新しく単価データを追加した場合、最後にこのボタンを押します。
実行予算などで使用されている値が更新されます。
内訳費目のタブ
一覧の上には初期状態で6つのタブがあります。
左から、全て・材料費・労務費・外注費・経費・車輌機械費です。
さらに設定画面で追加した内訳費目がある場合は、その後ろに続きます。
それぞれ押すことで、一覧を絞り込んで表示できます。
表の項目について
費目
材料費、労務費、外注費、経費、車輛機械費などの内訳費目のことです。
費目を追加したい場合は基本設定の「3.原価の費目を設定します。」より、新しい費目を5つまで追加(合計10費目)することが出来ます。
名称
単価データの名称を入力します。
材料費なら品名、労務費なら個人名や普通作業員など、外注費なら契約する作業名など、経費なら軽油や処分費・間接工事費の各経費など、車両機械費なら自社機械やリース機械の名称など
分類
費目の詳しい内容を入力します。(費目が労務費なら「職員」、外注費なら「〇〇会社」、経費なら「燃料」など)
分類は実行予算や日報入力をする際の、絞り込みで利用します。
実行予算単価
実際に実行予算や日報入力で使用する単価です。工事の実行予算管理をする上でとても重要なものです。
単位
「個」、「m」など各データの単価ごとの単位です。
会社名
会社名を入力します。自社の場合は自社の名称、外注契約を行っている場合は、施工会社名などを入力します。
積算単価
設計と比較するときに設計単価として登録します。
見積単価
見積書の出力時に使用される単価です。
実行単価と分け、実行予算を作成することによって見積書も同時に作成することが可能となります。
その他単価1、2
会社ごとに自由に設定した単価の項目です。
※現在はどの機能にも反映されておりませんので、単価履歴のメモとしてご利用ください。
科目
会計上の勘定科目を入力します。これによって、経理担当の方にも現場で入力したシステムの内容と請求書等の書類とのチェックが行いやすくなります。
コード
出面アプリ利用時に、参照する単価を紐づける役割があります。
利用者一覧から、ユーザーを追加した場合などに自動生成されます。その場合は編集不要です。
出面アプリを利用する場合は、コードの編集には注意してください。
任意で変更されますと、連動ができなくなります。
ユーザーを追加するとコードが自動生成されます。
ここで登録したユーザーは、会社マスタに「労務費」の単価データとして登録されます。
新しく工事を作成した時に、このデータが工事マスタに取り込まれると、出面アプリの日報の申請が出来るようになります。
マスタ画面からコードを編集できますが、変更すると出面アプリからの申請が正しく行われない場合がありますので、出面アプリを利用する場合は変更しない事をおすすめします。
※出面アプリは、申請時にこのコードを参照し労務時間を計算する時に使用する単価データを判別しています。
CSV読込み/CSV出力
単価データの行の上で右クリックを押すと、右クリックメニューが表示されます。
削除の他に、CSVの読込みと出力が可能です。
会社マスタ画面について
工事マスタの開き方は次の通りです。
ログイン → 工事一覧 → 画面左上の「会社マスタ」
※会社マスタはプレミアムプランでご利用できます。
項目説明
画面の左上には、5つのタブがあります。
前項の工事マスタの4つのタブに加え、自社経費項目というタブがあります。
「自社経費項目」については、「会社マスタの使い方と特徴」で説明しています。
他のマスタ同様に、それぞれのタブはクリックする事で切り替える事が出来ます。
個人マスタ画面について
個人マスタの開き方は次の通りです。
ログイン → 工事一覧 → 画面左上の「個人マスタ」
項目説明
画面の左上には、4つのタブがあります。
前項の会社マスタと違う点は「自社経費項目」がないという点です。
また、各画面の項目と機能は会社マスタと同じです。
「個人マスタの使い方と特徴」でも説明しています。
他のマスタ同様に、それぞれのタブはクリックする事で切り替える事が出来ます。