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作業登録について
工種の登録
作業工種の登録は工事メイン(実行予算)画面または、工事メイン(日報)画面から行えます。
説明では工事メイン(実行予算)画面を元に説明を行っております。
※工種の登録をせず、グループだけの登録も行えます。説明では両方の登録を行っております。
工種の登録は「工種登録」ボタンから工種登録画面を開いて行います。
また、「工種を追加する」ボタンからも工種の登録ができます。
工種を1つだけ追加したい場合に便利な機能となっております。
グループ化
ミヤシステムでは、作業の出来高(進捗)を数量で簡単につかむため、『作業のグループ化』という方法で管理を行います。
※作業グループとして登録された作業が工程表の作業バーとして表示されます。
必ずグループを登録してください。
工程表のデータ管理について
基本機能
初めて工程表を作成した場合、自動で工程表が1つ作成されます。
ミヤシステムの工程表は1つの工事につき最大10個まで登録できます。
計画工程表、実施工程表、設計変更後の工程表、役所提出用の工程表など、1つの工事で複数の工程表を管理することができます。
工程表を新規で登録する
任意の工程表名を入力して作成をクリックすると、新規作成ができます。
名前の変更、コピー、削除
名前の変更:工程表の名称を変更できます。
コピー:選択した表を複製します。
削除:工程表を削除します。(※削除した工程表は復元できません)
実行予算と連動する
実行予算と連動する『チェックを入れた』場合
作成した工事の実行予算の単価と金額を工程表に連動します。
作業一覧からは実行単価の変更ができません。
実行予算と連動する『チェックを外した』場合
実行単価の変更できるようになります。
作業一覧で設定した金額を基に計算が行われます。
日報と連動する
日報と連動する『チェックを入れた』場合
入力した日報の出来高と原価を工程表に連動します。
工程表の画面からは、出来高の変更ができません。
日報と連動する『チェックを外した』場合
作業一覧や工程表のメイン画面から出来高の入力が可能になります
※工程表内の出来高のみ変更されます。日報入力した内容には影響しません。
休日設定について
休日の設定を行うと、自動的に休日を除いた日数が予定日数として計算されるようになります。
上部にある「休日設定」をクリックします。
カレンダーが出てくるので休日を設定します。
※休日を設定できる期間は、工事開始日の1年前〜工事終了日の1年後までの期間です。
「土」「日」「祝」をまとめて選択したい場合は、右上の一括設定にチェックを入れてください。
社内カレンダーなど個別に休日を設定したい場合は、該当する日付をクリックします。
作業一覧について
工程表のデータ管理で連動するのチェックを外した場合、実行予算の変更と出来高の入力が行えるようになります。
作業グループが工程バーとして表示されます。必ずグループを登録してください。
実行単価を変更する
実行予算と連動する『チェックを外した』場合、実行単価の変更が可能になります。
手入力で変更する場合
単価を変更したい作業を選択すると、入力できるようになるので任意の値を入力します。
「実行単価取込」ボタンから一括で変更する場合
「実行単価取込」ボタンをクリックすると、実行予算で作成した単価を一括で設定できます。
※手入力で変更した値も上書きされます。ご注意ください
出来高を入力する
日報と連動する『チェックを外した』場合、出来高の変更が可能になります。
入力したい日付を選択して、出来高を入力します。
工程バーの移動、伸縮、先行工程(矢線)
工程バーを移動する
工程バーにマウスカーソルを近づけます。
カーソルが十字に切り替わるので、クリックをしたまま左右に動かすと移動ができます。
工程バーを伸縮する
工程バーの端にある、◯にマウスカーソルを近づけます。
カーソルが左右の矢印(↔)に切り替わるので、クリックをしたまま左右に動かすと伸縮ができます。
先行工程(矢線)を指定する
工程バーにマウスカーソルを近づけると、右端に矢印(↴)が出てきます。
矢印をクリックしたまま、次の工程までマウスカーソルを移動させて離すと、矢線を引くことができます。
先行工程(矢線)を削除する
削除したい矢線の上でクリックをします。
確認画面が出てくるので、問題なければ「削除」をクリックします。
工程を分割する
1つの工程バーを複数日に分けて作成することができます。
先行作業が終わった後、再度前の作業に戻るときなどに非常に便利です。
工程を分割をする(簡易)
分割したいバーの上で右クリックをします。
メニューが出てくるので、「工程を分割」を選択します。
翌日に新しいバーが追加されます。
工程を分割をする(詳細)
分割したいバーの上で右クリックをします。
メニューが出てくるので「分割工程の詳細設定」を選択します。
以下の画面が表示されるので、「分割工程を追加する」をクリックします。
分割工程が1行増えました。名称は任意で変更が可能です。
分割数量、期間を設定して「決定」ボタンをクリックすると工程の分割ができます。
※数量を設定する場合、総数量と分割数量の合計を同じにしてください。
分割工程を削除する
作成した分割工程を削除します。
右クリックメニューから「分割工程の詳細設定」を選択します。
消したい分割工程の右側にある「削除」をクリックすると削除ができます。
削除後は「決定」ボタンをクリックして反映します。
※「決定」をクリックすると元に戻せません。ご注意ください。
関連工程を表示する
矢線で繋いだ作業工程の確認ができます。
右クリックメニューから「関連工程を表示」を選択します。
矢線で繋がれた工程が下図のように表示されます。
工程表に表示する項目の切り替え
グラフのON/OFF
グラフをONにすると、「予定進捗線」「実施進捗線」「表示切替」の操作が出来るようになります。
予定進捗率
黒い折れ線グラフで表示しています。工程表のバーを基に作業の進捗率を表示しています。
実施進捗率
赤い折れ線グラフで表示しています。入力された出来高を基に作業の進捗率を表示しています。
表示切替
グラフの表示幅を変更します。
OFFのときは、登録した作業に合わせて表示します。
ONのときは、ウィンドウの縦幅に合わせて表示します。
作業進捗率
工程バーに表示される進捗率の表示、非表示を切り替えれます。
出来高入力日
作業グループに出来高が入力されている日の背景を赤く表示します。
天気、イベント、グループ番号
チェックを入れると表示、チェックを外すと非表示になります。
作業選択
工程表の表示をグループまたは工種に切り替えます。
※工種表示は確認のみになります。編集などは行えません
工程表メイン画面の機能
工程表の切り替え
上部の「工程選択」から、表示している工程表を切り替える事ができます。
工程データ管理から、任意の工程表名をクリックしても切り替えが可能です。
工程表の拡大縮小
右下にある「+」「ー」ボタンで表示している工程表の拡大縮小が行えます。
請負者、現場代理人の変更
請負者は手入力で変更が可能です。最初は自社名が入力されています。
現場代理人の変更は、手入力で変更と選択をして変えることができます。最初は工事の担当者名 が入力されています。
作業の並び替え
移動したい作業をクリックしたまま動かすと、任意の並びに変更ができます。
選択した日の出来高を確認する
グループ行と日付が交差する小さい四角をクリックすると、その日の出来高を確認できます。
※日報と連動する『チェックを外した』場合、数量の変更も行なえます。
天気を入力する
天気の行から、入力したい日を選択します。
天気の選択画面が出てくるので、天気を選択して決定します。
イベントを入力する
イベントの行から、入力したい日を選択します。
入力画面が出てくるので、入力して保存をします。
フォローアップ
ミヤシステムの工程表にはフォローアップ機能がついています。
フォローアップをする事で、作業の進捗状況の把握とともに早急な見直しが可能となり、遅延を最小限に抑えるための対策が講じられます。
フォローアップの手順
右上のフォローアップにチェックを入れます
カレンダーが表示されるので、フォローアップの開始日を選択します。
作業が未完了のグループに緑色のバーが追加されるので、工程を再度組み直します。
※緑色のバーは、フォローアップ開始日より前には移動できません。
作成した工程表をExcelに出力をする
注意事項①-Excelの設定をお願いします-
ミヤシステムでは、工程表をExcelに描画するためにExcelのマクロ機能を使用しております。
セキュリティの問題で、ダウンロードしたばかりの状態では制限がかかっておりますので、
開く前に設定をお願致します。
注意事項②-出力したEXCELを修正する場合-
マクロ機能の関係上、修正したデータを保存すると初期状態に戻ってしまいます。
変更前に『名前をつけて保存』から、ファイル形式を『Excelブック(*.xlsx)』形式
を選択していただきますよう、お願い致します。
▼注意事項①-Excelの設定手順-
- ダウンロードしたExcelファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの一番下、「セキュリティ」の項目を変更します。
- 「許可する」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします。
- Excelを開くと、工程表が描画されます。
Excelの出力方法
出力したい工程表を開いた状態で、右上にある「Excel出力」ボタンをクリックます。
出力設定の画面が出てくるので、任意の設定を行いExcel出力ボタンをクリックします。
※システム上、日単位の出力は255日までとなります。
255日を超えて表示する場合は、表示切替で週または月を選択してください。
ダウンロードしたExcelのセキュリティ設定を行います。
セキュリティの設定後、Excelを出力したExcelファイルを開く工程表が描画されます。