出面管理の仕組み
ミヤシステムAは、出面管理機能を利用して現場監督さんの負担を軽減したり、日報管理を強化・効率化する事ができます。
出面アプリ利用者のスマホから出退勤を可能にする事で、次のメリットがあります。
・場所にとらわれずにタイムカードを押せる。
・いつでも勤怠情報を把握できる。
・勤怠情報の集計の手間が減る。
基本的な利用の流れは以下の通りです。
1.出面アプリ「現場打ちタイムカードDX」が利用できるプランやオプションをご契約頂く。
2.出面アプリが利用できるようにユーザーを追加する。(または、1日あたりの単価を設定する)
3.アプリを使用する事で出退勤情報が送られてくる。
4.PC版の労務費の振分け画面から申請情報を確認する。
まずは、パソコン側で出面アプリ利用者の設定を行う必要があります。
2.の出面アプリが利用できるようにユーザーを追加する。について説明します。
出面アプリ利用者の設定方法
出面アプリ「現場打ちタイムカードDX」は、以下のいずれかの条件を満たすユーザーが利用できます。
- チャレンジプランProの契約オーナー(1名)
- プレミアムプランの最初の5名(契約オーナー1名と他4名)
- チャレンジプランPro、プレミアムプランをご契約で、オプション契約「出面ユーザー追加」で追加した出面ユーザー
例1)プレミアムプランで「出面ユーザー」10名をご契約頂いた場合:
5名+10名 で 合計15名 ご利用可能
例2)チャレンジプランProで「出面ユーザー」1名をご契約頂いた場合:
1名+1名 で 合計2名 ご利用可能
出面ユーザーをご契約頂いた後で、画面右上のユーザー名が表示されている部分をクリックします。
ユーザーメニューが表示されますので、「利用者一覧」をクリックします。
管理画面の「利用者一覧」画面が表示されます。
出面ユーザーは、この画面から「追加」をクリックする事で新規登録できます。
ユーザーの追加画面が表示されたら、必須項目と必要項目を入力してください。
最初から存在する契約者アカウントは、出面アプリの使用前にこの画面で単価設定を必ず行ってください。次の項で説明しています。
出面ユーザーを追加する場合は、権限グループを「出面アプリ利用者」に変更してください。
出面管理は基本的に時間単価を使用するため、ユーザーを追加するタイミングで1日あたりの単価を入力します。
入力すると、「時間単価設定」の通常時間に基づいて時間単価が計算されます。
※後から、マスタに単価情報を入力する事も可能です。
「ユーザーを追加する」をクリックすると利用者一覧にユーザーが追加されます。
出面ユーザーを作成すると、同時に会社マスタに「労務費の単価データ」が登録されます。
出面アプリ「現場打ちタイムカードDX」から申請された情報は、最終的に工事マスタの労務費の単価を元に計算します。
工事マスタに労務費が存在しない場合は、利用者一覧のユーザー追加から「1日あたりの単価」を設定し、ユーザーが新しく追加された際に会社マスタに追加される労務費を参照します。
※会社マスタに追加された労務費は、出面申請を行うタイミングで工事マスタにコピーされます。
また、それぞれのマスタは労務費と車輌機械費に限り「時間入力」と「それ以外の単価」の入力に対応しています。
追加した単価データを工事のマスタから確認しましょう。
下記の画像では、ミヤシス太郎さんの1日あたりの単価を18,000円で設定しています。
この時の単価は「人/日」となっているのが確認できます。
この画面で、スクロールバーを右に移動させると、通常・残業・深夜・休日...と時間単価入力の欄が確認できます。
出面アプリは、この単価をもとに日報入力を行います。
※日報入力はどちらの単位入力にも対応していますが、出面アプリを利用して管理するユーザーは時間単価で管理されます。
勤務データの振り分け方法
アプリで申請された情報は、ミヤシステムA(PC版)から、申請内容を確認・編集が可能です。
1.工事一覧画面から申請のある工事を確認できます。
工事を選択し、出面の振分けを行ってみましょう。
2.画面が、工事メイン(実行予算)の場合は、工事メイン(日報)画面へ切り替えます。
工事メイン(日報)画面内の「出面登録」ボタンをクリックすると、「出面申請の振り分け(労務費)」画面が表示されます。
表示された画面から、申請内容を確認・振り分けできます。
3.振り分け画面からは、申請者の名前、日付、勤務時間、作業報告などが確認できます。
4.この画面で、作業者の作業内容を改めて振分けます。
作業は、工事メイン(実行予算)画面で作成した作業グループと、直接工事費、間接工事費、ユーザーが追加した実行予算の内訳が選択できます。
5.作業者が作業した内容を、選択し時間を割り振ります。
また、申請内容が間違っている場合や、参考程度の利用しか行わない場合は、「申請された出面を日報へ登録しない」にチェックを入れてください。